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2021年07月01日(木)

釈迦 初めての説法の旅へ

悟りを開き真理に目ざめた人となった釈尊(しゃくそん)は、以後二十一日間、坐禅をつづけたといわれます(悟後(ごご)の坐禅といわれる)。

悟った“真理”を反芻(はんすう)したのです。

そして、そのまま衆生(しゅじょう)に伝導することなく自分のものだけにすべきか、人びとに説くべきか悩みます。

なぜなら、その真理は難しく、凡人が理解するにはなかなか困難と考えたからです。

しかし、ついに伝導することを決意し、説法の旅へ出発します。 

  • 初めての説法

釈尊の初めての説法は、ベナレス郊外サールナートの「ミガダーヤ」(鹿野(ろくや)苑(おん))という場所「鹿野苑」は今日、“大仏蹟(ぶつせき)”の一つに数えられています。

最初に説法をした相手は、かつて苦行を共にした五人の修行者だったといわれます。

釈尊はここで「四諦(したい)八正道(はっしょうどう)」の教えを説いたのです。

五人の修行者(比丘(びく))はその説法を聞いて釈尊に帰依(きえ)したのでした。

この最初の説法を“初転法輪(しょてんほうりん)”といいます。

釈尊の教え、縁起・四諦・八正道

  • 縁起(えんぎ)

釈尊が菩提樹の下で悟ったのは、「縁起」の理法といわれているものでつれぬかれています。

縁起とは、“いかなるものごとも独立して存在しているのではない。つねに他のものとお互いに関係し合っている。

そして、条件しだいで変わりつづけていく(無常)ものである“という意味です。

釈尊は“人生が苦である”ということの原因をこの「縁起」の理法によって考えました。

そして、釈尊は、“苦”の根源にある原因は「無明(むみょう)(無知・迷い)なのだと考えました。

人は無知なるがゆえに迷い、迷えるがゆえにものごとに対して「愛(愛僧

の念)」をもち、だから凡夫(ぼんぷ)はものごとを固定的に考え「取(執着)」し、執着するから苦しむのだと考えたのです。

これを、「四支縁起(ししえんぎ)」説といいます。

すべては縁起なるがゆえに「空」であり、「無常」なのです。

この縁起の真実を正しく受け止め、縁起に則した考えを則した考えを実践することを「四諦・八正道」で説いていきます。 

  • 四つの真理

釈尊は「四諦(四つの真理)」を説きます。

「四諦」とは、「苦諦(くたい)」を説きます。

「四諦」とは、「苦諦(くたい)」「集諦(じったい)」「滅諦(めつたい)」「道諦(どうたい)」の四つです。 

  • 苦悩を克服する八正道

更に釋祖雲は、苦を消滅させるために八つの正しい道「八正道」をとれねばならないと説きます。

この八正道の根幹にあるものは、縁起の理法、すなわち、自分や自分の周りのすべてのものに対して執着がつくりあげる迷いの世界であるとみて、縁起の理法に則した実践を示します。

「八正道」とは

一、正見(しょうけん)(正しいものの見方)

二、正思惟(しょうしゆい)(正しい思索)

三、正語(しょうご)(正しい言語活動)

四、正業(しょうぎょう)(正しく生きる)

五、正命(しょうみょう)(正しく暮らす)

六、正精進(しょうしょうじん)(正しい努力)

七、正念(しょうねん)(正しい理想)

八、正定(しょうじょう)(正しい精神統一)

のことです。

このような修行を積むことによって私たちは煩悩を消滅させ、その結果として“苦”から抜け出ることができる ― というのが釈尊の基本的な教えなのです。

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