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2015年04月10日(金)

戒名

死者に戒名が与えられるのは日本だけなのです

戒名:仏教の『 戒(いましめ)』を守ることを誓った者に対して与えられる仏教徒名

 
そもそも仏教には戒名はなかった

もともと仏教には、戒名というものはありませんでした。

お釈迦様が戒名のことを知ったなら、どの宗教のことかと思うはずです。


戒名は中国で始まった

仏教が中国に伝わった紀元前後にはすでに中国では、生きている間は『字(あざな)』で、死んでからは『 諱(いみな)』(本名)で呼ぶ習慣が成立していました。

この習慣が、『戒名(あるいは法名)』を生んだといわれています。しかし、中国での戒名はあくまでも仏教教団に加わった人(当然生きている人)に対して与えられたものでした。


日本でも始めは生きている人に

6世紀に仏教が伝わった日本でその100年後、奈良東大寺において鑑真和尚が聖武天皇に授戒し、「勝満」という戒名を与えたのが日本での戒名第1号だといわれています。

その後長く、生きて受戒した人に対して戒名が与えられていたようです。

当時は2文字が普通で、武田『信玄』や上杉『謙信』はよく知られています。

 
死んでからの戒名が流行するのは江戸時代から

室町時代になると、貴族や武士など身分の高い人たちに対して死後の戒名が与えられるようになりました。

しかし、仏教そのものと縁遠かった庶民には、戒名はいきわたりませんでした。

江戸時代、幕府の機構の一環として寺請制が成立し、寺院が戸籍係として庶民を管理するようになって、ようやく仏教は庶民の生活に浸透します。

そして、そのことを背景に、「葬儀のことは寺に任す」ことや同時に「死者に戒名をつける」ことが一般的になってきたといわれています。

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